丈夫な爪を造る為に1番大切な事。
最近、爪の健康について考える事が多いです。
爪トラブルを抱えてご来店されたあるお客様の爪が極端に脆かった事と、爪の色や厚みなど、気になる点がいくつかあり、皮膚科を受診して頂くようにお願いしたところ、特に疾患は無いものの「栄養不足」が原因だと言われたようです。
よくよくお話を聞くと、貧血持ちでもあり、毎年健康診断で貧血で引っかかるとの事。
鉄分だけでは無く、タンパク質も足りてないのでは?という印象を受けました。
そもそも健康的な爪ってどんな感じ?
健康な爪とは
- 爪周りの皮膚に疾患がない
- 爪に潤いがある
- 爪の下の皮膚が薄いピンク色
- 爪表面に凸凹がなく滑らか
- 適度な厚みと長さがある
私が思い付く健康な爪はこんな感じです。
そして、その爪を健康な爪に導く事が出来るのは“その方自身でしかない”という事。
ネイリストはご来店頂いたお客様に、ケアをしたりジェルなどの人工爪で形を整えたり、色々と外側からのアプローチは出来るけど、お客様の爪そのものをネイリストが健康にしてあげる事は出来ない。
お客様自身が
食事に気を配る事。
オイルで保湿する事。
を心掛けて頂く事がとても大事。
特に、栄養は大切だとつくづく感じます。
昔から
「爪は健康のバロメーターである」
と言われるように
爪はその方の身体の状態を表すんですね。
そして、身体の状態だけでなく
“心”の状態も時として表すのが爪です。
“心”についてはまたの機会にお話ししたいと思います^^
冒頭のお客様はその後病院から処方された栄養オイルをご自宅で塗り
サロンではジェルネイルで人工爪を着ける事により
ボロボロだった爪が順調に伸びてきています。
貧血も改善されると良いな^^